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No fate but what we make.

学び、パートナーシップ、生き方、働き方

不都合な不運③

こんばんは。

とうとう扇風機を出してみる。

江戸時代は月でも見ながら風鈴がりんりんして、

扇風機でもあろうものなら、

 

どっしぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

矢じゃ!矢を放て!!

 

というぐらい驚くことでしょうね。電気ないか。

 

今日も、「意外と自分って運ないわけじゃない」と思ってもらうことを

意図して、自分の過去を振り返ります。

 

あれは前の前の前の・・・何回転職してんの?

会社の時の話です。

 

車でやはり移動してたわけですよ。そこは車で。

急ぎでお客様の元へ向かっていたわけです。

自分が行かないとお客様はなにもできない。

言葉にできない。

 

あの頃は若かったし、距離もかなりあったので、

それはもう大空を羽ばたくようなスピードで走りました。

お客様が待っている。ただその一心で。

 

お客様はどんな気持ちだろう?

矢内遅いなぁ。早く来ないかなぁ。何もできないな。

もう帰っちゃおうかな?

もう、帰っちゃおう・・・かな

そんな矢先にこんな矢内が現れたらうれしいじゃないか。

 

あぁジュリエット、君なのかい?

ロミオ、あなたなのね!!

 

ウキウキとお客様に会えた自分を想像していた時、

それは起きた。

ドガーン、ドガガ、ガガ

確かこんな音だった。

高速道路の中央分離帯にお邪魔しました。

 

こんにちは。

ここ、初めてなんだ。不安だらけなもんで、仲良くしてね。

はは。退屈しのぎにはいい場所じゃないか。

 

具体的に説明しますと、前右側のタイヤがあらぬ方向に折れ、

エンジンには達してないけど、前右側がつぶれ、

ドアがべコンとしてる。

 

ロミオが悪いか?

ジュリエットが悪いか?

 

そんな議論をしているヒマはないので、

ジャフレットを呼んだ。

ジャフレットはものの30分ほどで来てくれた。

 

早いじゃないか。ジャフレット。

実はタイヤの角度がおかしいんだ。見てやってほしい。

ジャフレットタイヤをみている間に、会社に連絡。

 

「タイヤが曲がりました。」

「タイヤが曲がるわけないだろう。どうした?」

「事故を起こしました。」

「先に言え!!大丈夫なのか?」

「僕は大丈夫です。JAFにみてもらってます。」

「この後の流れだが、かくかくしかじか」

かくかくしかじかって言葉は、こういう時に使えばいいのだ!!

 

ジャフレットがタイヤを交換してくれたので、聞いてみた。

「車は動きますか?」

「ボコボコだけど、短距離ならしばらくいけるね。」

「先を急がなくてはいけないんです。お客様が待っているんです。」

「無理せんといてね。」

僕はジャフレットがいなければ絶望の渦に巻き込まれ、動くことすらできなかった。

ありがとう。ジャフレット。

 

変な音がするけどとりあえず車は動くので、上司の許可を得て走った。

ほら、上司に確認しておけばなんかあったら上司のせいでしょ?

 

お客様が待っている。もう少しなんだ。早く。早く。

お客様の元へ到着。約束のブツを渡しつつ、仕事にかかり、

完了させた。ボコボコの車はかなり目立った。

 

さて、帰ろう。時間もかなり遅くなっていた。

車からの異音がやたら大きくなってきたので、会社に電話。

「お前、今どこだ?」

「〇〇です。車から異音がするのでもう怖くて運転できません。」

「ちょっと待て。お前、まさか事故の後現場行ったのか!?」

「えぇ。〇〇さんの許可を得ましたよ?」

「・・・。車は後から回収する。どっか止めて戻ってこい。」

「ふぁい。」

僕は電車で帰った。

次の日、とんでもない怒られ方をしたことはいうまでもない。

夢を見ていたんだ。仕方ないだろう。

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

 

~教訓~

車はタイヤが曲がるとまっすぐに進めない