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No fate but what we make.

学び、パートナーシップ、生き方、働き方

不都合な不運④

こんばんは。

 

さて、今日はどんな不幸を思い返そう。

車ネタから一度外れてみよう。間接的には車ネタですが。

 

大学生の頃。アルバイト帰りの夜が広がってきた。

バイト後にいつものように先輩と話していた所、

その事件は起きた。

 

遠くのほうから声がする。

鬼さんこちら、手のなるほうへ♪

何かのお祭りだろうか?

 

どうやらヤンチャな若者の集団らしい。

ヤンチャな集団を見るとどうもこう・・・。

なんというかどうにかしてやり過ごしたい衝動というか。

オレ、全然気にしてないぜ?って風に見せようとするんだけど、

気にしまくりだから。

 

二人でぼけーっとその集団を見ていた。

すると、集団の中に明らかに空気を読まない異質な存在がいた。

その集団を追いかける・・・裸足の・・・おじさん?

そう。裸足のおじさんがそこにはいた。

明らかに酔っ払っているようだった。

 

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へいへーい♪こっちこっち♪

酔っ払いおじさんを、若者たちは手のなるほうへー♪と、からかう。

おじさんはいきり立って、路駐してある車の窓ガラスに頭を突っ込んだ。

頭を突っ込み車のガラスを割るなんて、映画でしか見たことない。

もちろん血が出た。人間だもの。

 

僕らの目の前まで来た所で、とにかくすました顔をしてやり過ごそうと、

アーティストが写真撮影をする時のような流し目をしていた。

早くどっかいかないかなー。

早くどっか・・・ん?

 

なんと、おじさんがこちらに近づいてくるではないか!!

おじさんが進む未来の方向はこちらではない。あっちでしょ!

 

こんのくそガキがーーーー!!

 

容赦なく僕を目掛けておやじの鉄槌が浴びせられた。

そのまま壁に叩きつけられたが、原付に座っておりメットをしてて助かった。

とりあえずこのおじさんに真実を話す。

 

「僕関係ないっすから!!」

お「お前もあいつらの仲間だろうがーー!」

「いやだから関係ないです!見てただけ!」

お「え?そうなの?」

意外と聞き分けがいい。裸足で頭から血を流しているくせに。

「勘弁してくださいよほんと。」

お「ごめん。」

素直でかわいいじゃないか海坊主。

 

そう言っておじさんは集団のほうに再び向かっていった。

「こんのクソガキがーー!!」

 

遠くのほうから集団のリーダー各の人が言った。

「大丈夫ですか!?警察に言ったほうがいいです!こいつ危険すぎます!」

ヤンチャ坊主は大人をよくからかうものの、こういう時正論を言う。

誰が呼んだか知らないけど、連絡する前に警察来ました。

 

おじさんは取り押さえられ、僕らも事情聴取。

おじさんの夜桜飲み帰りの舞い上がってしまった夜は幕を閉じた。

気を付けよう。

 

しばらくして、弁護士と名乗る人間から慰謝料の件で連絡があった。(※写真はイメージ)

 

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待ち合わせのカフェにて、おじさんのことを聞いた。

おじさんは泥酔しすぎて記憶がなかったらしい。

殴ってしまったことを詫びたいと本人は言っているらしく。

慰謝料15万円を渡された。

 

うっひゃー!これだけあればピザ何枚でも食べれるぞ!!

 

もらえるものはもらっておいた。

殴られるとピザがたくさん食べられる。こんな世の中に生きている。

おじさんは、夢の中で昔あきらめてしまったハリウッドスターになりきっていたんじゃないだろうか?

そんなワンシーンに通りすがりの若者として携われたことを誇りに思う。

 

~教訓~

いくつになっても夢を持ち続けている男はかっこいい