読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

No fate but what we make.

学び、パートナーシップ、生き方、働き方

不都合な不運⑧

こんにちは^ ^

不運とはちょっと違うかなと思いつつ、
今回は夏らしく少し怖い話をします。
自分が出会いたいものに出会えない、運がない。そんな軽いニュアンスの不運な話。
怖いものダメな人はやめたほうが。

f:id:yusuke871:20150819162207j:image

小学生の頃。
あの頃は地獄先生ぬ〜べ〜、学校の会談など、
学校を舞台にした子供向けの怖い話がフィーバーでした。

僕はアニメや漫画の話なのに、すぐに真に受ける非常に純粋な子供だったんです。

様々なオバケは存在する。
そう信じてました。

トイレに行けば花子さんがいると思ってたし、小便器に顔が映る、便器のトイレットペーパーが赤くなったり。
音楽室に行けばベートベンの目が動いたり、誰もいないはずなのにピアノが勝手に音を奏でたり。
理科室に行けば人体模型が動く。
鏡は向こうの世界を映している。
13階段。放課後の階段が1段増える話。
メリーさん。
誰もいないはずの体育館のボールの響く音。

f:id:yusuke871:20150819162154j:image

みんなでおもしろがって見てたり、
肝試ししてみたりしても、結局そやつらは現れやしない。

僕は気付いた。
いつだって、そやつらが暴れ出すのは、
子供が一人でいる時。そして放課後だ。

だったら、放課後に学校中をウロウロしてみたらいいじゃないか。
とゆーわけで、冒険の旅に出た。

f:id:yusuke871:20150819163732g:image

※今回はその一つ一つの検証の中でも一番印象に残った、トイレの話をすることにします。

もう時効だろうから言うけど、その実験のために夜に学校に忍び込んだこともありました。
先生、ごめんなさい。
ついでだから言うけど、黙ってたけどお花によかれと思ってうんちしたの僕です。あれは肥料にはなりませんでしたね。ごめんなさい。

断トツで一番初めに試したかったトイレ。
数人ぐらいしか残っていなかった放課後の小学校はすごく静かで、それだけで怖かった。

f:id:yusuke871:20150819163749g:image

トイレに行ってみた。
男子トイレ。いつものようにおしっこをしてみた。顔はでるか?でるか?でるか。
出ない。鏡を覗いてみても、何も出て来なかった。雫が落ちる音が、やたら大きく聞こえた。

背筋がゾクゾクっとするので、恐る恐るトイレのドアを開けてみる。1つめの扉。
誰もいない。
2つめの扉。ここも開けてみる。
誰もいない。トイレットペーパーも、カラカラ動いたりしないし、赤くならない。
張り詰めていた空気が溶けた。

ここで大きな問題に気づく。
花子さんは女の子じゃないか!!
ここにはいないじゃん!

とゆーわけで、ただでさえドキドキする女子トイレに行ってみることにした。

鏡。何もいないな。
女子トイレは3つ扉があった。

この時、男子トイレの時はしなかった行動をとったんです。

ノックした。

なにも返ってこない。
また恐る恐る扉を開けてみた。
誰もいない。

2つめの扉。
コンコン。返事なし。
扉を開けてみた。
誰もいない。

3つめの扉。

•••あれ?

その時、僕に信じられないことが起こりました。3つめの扉の前に行けないんだ。
体が動かない。

なぜ??

どうしても3つめの扉の前に行けなかった。
ずーっとしばらく、立ち尽くしました。
まさかいるのか?
恐怖とワクワクが混在したなんとも言えない感情に襲われ、どうしたらよいかわからなかった。仕方なく諦め、トイレを後にしました。

僕は今でも思います。
あの時、彼女は一番奥の扉にいたのではないか。そして、見えない何かが僕を止めてくれたんじゃないかと。人生初の金縛り。

"開かないよ〜。開かないよ〜。"

f:id:yusuke871:20150819162222j:image

〜教訓〜
真実は自分の目で確かめなくてはならない。
しかし、見なくてもよいものもこの世には存在する。