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No fate but what we make.

学び、パートナーシップ、生き方、働き方

「風立ちぬ」が教えてくれる無償の愛について

純愛伝道師のやっちです。

 
ふと、ジブリ映画「風立ちぬ」を少し観ました。
毎回泣いてるんですが、今回は別のとこでほろりと涙しました。
 
 
風立ちぬ」には恋や愛を考える上で大切な要素がたくさんあったので、この想いを徒然なるままに書き起こしたいと思いました。
 
映画に出てくる主人公の堀越二郎さん。
零戦の設計者ですね。
そして奥さんになる菜穂子さん。
この二人の、無償の愛を感じるポイントをまとめてみました。
 
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?親がどうとか体がどうとかではなく、結ばれることを既に決めている想いの強さの件
 
唐突に、菜穂子さんのお父さんに
「お嬢さんとの交際を認めてください。」
二郎さんは話します。
 
途中で加わった菜穂子さんも、
「その話、お受けしたいと思います。」
とハッキリ言います。
続けて、自分が結核を患っていることを話すのですが、二郎さんはそんなこと全く関係ないかの如く、このように言います。
 
「僕はあなたを愛しています。僕と結婚してください。」
 
病を持っているとかそんなことはどうでもいい。それを含めて全部、あなたのことを愛しているんだ。そんな風に感じました。
 
この「あなたを」にとても深い愛を感じ、
また涙してしまいました。
それをお父さんの前で、そして公衆の面前で堂々と言ってのける二郎さん。
この時、お父さんはほろりしておりましたが、
さぞ嬉しかったでしょうね。
 
?二郎さんの冷静でいようとする理性に本能が完全に勝つ件
 
二郎さんが上司からの電話で、
妻が危篤という知らせを受けた時のシーン。
結核を患っていることは承知の上、
想像するだけで胸が苦しくなる。
 
涙を流しながらすべてを投げ出し慌てて菜穂子さんの元へ急ぐ。仕事を進めなくてはならないので道中でも進めるものの、涙が止まらない。
最悪の結果を考えていたのかもしれない。
 
菜穂子さんの実家に着くと、
玄関には行かず最短ルートで菜穂子さんの元へ。
カバンと靴を投げ出し真っ先に菜穂子さんを抱き締めようと駆け寄る。
 
「あなた!」
 
抱き合う二人。
菜穂子さんのこの声で、
よっぽど不安を抱えていたに違いないとわかる。「仕事があるのに心配をかけて申し訳ない」という想いより、真っ先に出てきた感情は、
二郎さんが来てくれたことへの安堵
 
口づけをする二郎さんに対し、
 
「うつります。」
 
菜穂子さんはこう言うものの、
口づけ前にそれを言わないのが深い愛を感じますね。
 
二郎さんが本能だけで動いていることがよくわかる描写です。
会いたくて会いたくて仕方がない。
一瞬でも遅れてしまったら手遅れかもしれない。
覚悟を決めたはずだった。
その覚悟は本物だった。
しかし、いざ「最悪」を想像する現実を目の当たりにした時、どうしようもない想いが暴れてしまった。
 
様々なことを整理し冷静に心をコントロールできる二郎さんだからこそ、このコントロール不能な暴れる想いに感極まってしまうのです
 
?一日一日を大切に生きる二人
 
助からないかもしれない治療を続けるより、
綺麗なまま、二郎さんと一緒に過ごす日々を決めた菜穂子さん。
 
菜穂子さんは片時も辛い顔をしない。
綺麗なままの自分を二郎さんに見せる。
 
二郎さんは菜穂子さんを想うことと同時に、
自分が背負う使命をおろそかにすることはない。
仕事もこれまで同様続けていく。
 
いってらっしゃい。
おかえりなさい。
 
笑顔で菜穂子さんは二郎さんに言う。
二郎さんは菜穂子さんが一緒にそこに立っているかのように仕事のことを話す。
 
僕が涙したのは、
二郎さんが仕事から帰り、着替える際に
本来、寝ていていい菜穂子さんが起き上がり上着を着せたり脱いだ服をたたんだりするシーン。
 
僕がよく見てきた、疲れた旦那さんに対して妻がする、「今日もお疲れ様。」のシーンだった。
菜穂子さんはそんな小さな幸せを少し無理してでも実現させたかったのかなと思うと、健気で感極まりました
 
家で仕事をする二郎さんを、菜穂子さんはずっとずっと目を離すことなく見続けていた。
「もっと近くに来て。」
「手をにぎってください。」
一見、わがままに見えるようなこの言葉たちは、
照れ臭そうにする二郎さんを自然に動かす。
 
それは菜穂子さんが病を患っているからではなく、二郎さんの素直な愛がそうさせているんだと感じております。
 
 
 
いかがでしたか?
たくさんの感動シーンの中からやっちが感極まってしまったシーンを切り取りました。
皆さんそれぞれの感動シーンがあるかと思います。
 
これはアニメの中の話だと思いますか?
僕はとても現実的に目の前にあるような二人の生活だと思います。
 
↓少し前に僕はこんな風に書きました。
 
結婚するのが目的ではなく幸せになるのが目的だったはず
 
その人のことが好きで結婚するなら、
他の可能性を示唆することも目の前の現実から逃げ出すことも致し方ないと思います。
 
その人のことを愛していて結婚するなら、どんな局面でも変わらず愛し尽くして明日この世から去ることになっても後悔しない日々を過ごしたいですよね。
 
全く違う場所で生まれ育ち、
全く違う環境で人生を学び、
大人になって偶然出逢う二人。
 
そんな二人が結婚に至る可能性。
とてもとても小さな可能性。
 
だからこそ大切にしたいって思います。
 
 
 
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